送料をいくらにするか、決めきれずに手が止まっていませんか。
一律にするか、地域で分けるかで、迷うかもしれません。
「いくら以上で無料」も、付けたほうがいい気がしてきます。
この記事では、配送設定で作れる送料の形を、Shopify の公式ヘルプの記載で並べます。
そのあとで、決める順番を編集部でまとめます。
配送会社の料金そのものは、ここでは扱いません。
送料は、お客さんがチェックアウトで払う金額を決める設定です
まず、配送料が何を決めるのかを読んでください。
配送料により、お客様がチェックアウト時に支払う送料が決定されます。設定した一定料金を請求したり、無料配送を提供したり、UPS や FedEx などの配送業者が注文の詳細に基づいて送料を決定する、配送業者による計算済み配送料を使用したりすることができます。
設定するのは、[設定] > [配送と配達] です。
1つ、先に知っておいてほしいことがあります。
配送の設定は、新しい方法に段階的に移っています。
新しい方法は、マーケット別の配送オプションです。
ほとんどのストアでは、今も配送プロファイルと配送料が使われています。
下の手順は、配送プロファイルの中で設定する場合のものです。
最初に、自動で作られた配送料を見ます
ここは、先に見てほしいところです。
ストアの初期設定をすると、配送料はもう入っています。
ストアの初期設定を行うと、国内および海外向けの配送料を含む一連の配送料が自動的に作成されます。これらの配送料は、ストアの拠点によって異なります。
その中には、無料の配送料が入っていることがよくあります。
ストアに自動的に作成される配送料には、無料配送料が含まれることがよくあります。ストアを開設して注文の受け付けを開始する前に、配送料をご確認ください。
自分で決める前に、いま入っている配送料を一度見てください。
公式ヘルプも、注文の受け付けの前に確認するよう書いています。
確認して、お店に合う内容に編集します。
送料の考え方は、大きく3つに分かれます
公式ヘルプの「配送戦略の作成」には、主な戦略が3種類あります。
定額配送、無料配送、配送料自動計算の3つです。
定額配送は、予測できる送料をお客さんに見せる方法です。
その代わり、送料はあなたが自分で計算します。
無料配送は、定額配送と組み合わせることもできます。
ただし、公式ヘルプはこう書いています。
ただし、送料が実際に無料になることはなく、配送料の一部を商品価格に含める必要があります。
配送料自動計算は、チェックアウト時に正確な送料を出す方法です。
配送業者や配送アプリなどを使います。
チェックアウトより前には、送料を見せられません。
正確な商品の重量とパッケージも必要です。
Shopify に組み込まれた配送業者の連携が使えるのは、「配送エリアと配送料の設定」の表では、アメリカ、カナダ、イギリス、イタリア、ドイツ、スペインに発送元がある場合です。
日本は表に入っていません。
自分の配送業者アカウントをつなぐには、特定のプランか追加の月額料金が必要です。
この記事では、自分で金額を決める形を中心に見ていきます。
地域で分けるときは、配送エリアを作ります
地域ごとに送料を変えたいときは、配送エリアで分けます。
配送エリアとは、ヨーロッパや北米など、国や地域のグループのことです。各エリア内で、チェックアウト時にお客様が支払う送料を決定する配送料を作成します。
エリアごとに、別の配送料を置けます。
新しいエリアは、[エリアを作成] から作ります。
エリア名を入れて、地域セクションで国と地域を選びます。
そのあと、[完了] をクリックします。
ここで1つ、気をつけることがあります。
配送プロファイル内のロケーションのグループにおいて、特定の国や地域を複数の配送エリアに含めることはできません。
別のエリアに移すときは、先に元のエリアから外してください。
もう1つあります。
ある国に売るには、その国がアクティブなマーケットに入っている必要があります。
非アクティブなマーケットのお客さんは、注文できません。
一律の送料は、料金タイプの [定額] で作ります
一律の送料は、次の順に作ります。
- 管理画面から、[設定] > [配送と配達] の順に移動します。
- 配送プロファイルセクションで、配送料を追加する配送プロファイルをクリックします。
- 配送オプションを追加する配送エリアで、[配送オプションを追加] をクリックします。
- 名前フィールドに、配送オプションの名前を入れます。この名前は、チェックアウトでお客さんに見えます。
- 料金タイプのドロップダウンメニューから [定額] を選びます。
- 価格フィールドに、お客さんに請求する金額を入れます。
- [完了] をクリックして、[保存] をクリックします。
価格フィールドを空白か 0 にすると、送料は無料です。
デフォルトでは、定額は1回の注文に1回です。
デフォルトでは、定額は 1 回の注文につき 1 回適用されます。注文に含まれる各商品に対して配送料を請求する場合は、個別の配送料を設定するか、外部アプリを使用する必要があります。
「いくら以上で無料」は、[無料配送を提供する] で作ります
いま使っている配送オプションに、無料の条件を足せます。
- 管理画面から、[設定] > [配送と配達] の順に移動します。
- 配送プロファイルセクションで、編集する配送プロファイルをクリックします。
- 「配送エリア」 セクションで、編集する配送オプションの水平メニューのアイコンをクリックし、「配送オプションを編集」 をクリックします。
- 無料配送を提供するを選び、無料配送の要件を満たすための最低金額を入れます。
- [完了] をクリックして、[保存] をクリックします。
この例は、米ドルで書かれています。
たとえば、最低金額として 50米ドル を入力できます。この場合、50米ドル 以上の注文が無料配送の要件を満たします。
無料の条件は、定額だけのものではありません。
どの配送料にも、無料配送を付けられます。
ただし、[注文金額] や [重量] の料金では、注文がその範囲に入っているときだけ無料になります。
金額で段階を付けるなら、[注文金額] を選びます
注文の合計金額で、送料を何段かに分けることもできます。
料金タイプで [注文金額] を選びます。
範囲ごとに、最小と最大と価格を入れていきます。
ここは、先に知っておいてほしいところです。
最上位の段の「最大」に上限があると、それを超える注文には配送料が適用されず、チェックアウトで配送エラーになります。
適用漏れを防ぐため、最上位の条件では「最大」フィールドを空白のままにして、より大きな注文もカバーできるようにしてください。
重さで分けたいときは、料金タイプで [重量] を選びます。
その前に、すべての商品の重量を見てください。
正確な重量がないと、送料が正しく計算されません。
重量の段でも同じで、最上位の段の「最大」は空けておきます。
決める順番は、エリア、料金タイプ、無料の条件です
ここまでを、決める順に並べ直します。
順番は、公式の手順に合わせた編集部の整理です。
まず、いま自動で入っている配送料を見ます。
次に、どこへ送るかを決めて、配送エリアを見直します。
エリアごとに、料金タイプを選びます。
一律なら [定額] です。
金額で段階を付けるなら [注文金額] です。
そのときは、最上位の段の「最大」を空けます。
無料の条件は、[無料配送を提供する] で最低金額を入れます。
最後に、テスト注文で料金を確かめます。
最後のテスト注文は、公式ヘルプに書かれている確かめ方です。
配送料を設定した後、テスト注文を行って、お客様が選択できる料金を確認することができます。
チェックアウトでは、住所を入れてから送料が出ます
テスト注文のときに、知っておくと迷わないことがあります。
配送先住所を入力するまで、お客様に配送料は提示されません。
住所を入れると、その注文に使える配送料だけが出ます。
いちばん安い配送料が、デフォルトで表示されます。
エリアに入っていない地域の住所では、配送料がないと通知されます。
送料が出ないときは、エリアと、段の範囲に抜けが無いか(特に最上位の「最大」)を見てください。
今日あなたがやることは、3つです
1つ目は、[設定] > [配送と配達] で、いまの配送料を見ることです。
2つ目は、一律か段階かを決めて、無料の条件を付けるかを決めることです。
3つ目は、テスト注文で住所を入れて、送料を見ることです。
最上位の段の「最大」が空いているかも、見ておいてください。
公式に書かれていないこと
次のことは、出典にした3つのページには書かれていません。
- 送料をいくらにすればよいかの金額の目安は、書かれていません。考え方としては、パッケージを送る平均の価格を考えることが書かれています。無料配送なら、平均の送料を商品価格に足すことも書かれています。ページの例は、米ドルやユーロです。
- 「いくら以上で無料」の最低金額を、いくらにすればよいかは書かれていません。
- 日本の都道府県ごとに送料を分けられるかは、これらのページには書かれていません。配送エリアは「国や地域のグループ」と書かれています。
- 離島など、国内の一部の地域だけ送料を変える方法は、これらのページには書かれていません。
- 送料にかかる税金の扱いは、これらのページには書かれていません。
- 一律、地域別、「いくら以上で無料」のどれがあなたのお店に合うかは、書かれていません。無料配送については「通常、カートのコンバージョンにプラスの影響を与えます」と書かれています。どれだけ影響するかの数字や根拠は、ページには示されていません。
- 自動で作られる配送料の具体的な金額は、書かれていません。国内と海外向けを含むこと、ストアの拠点によって異なることは書かれています。
- マーケット別の配送オプションに移ったストアで、画面がどう変わるかは、これらのページには書かれていません。
出典
- Shopify ヘルプセンター「配送料」2026年10月17日時点
https://help.shopify.com/ja/manual/fulfillment/setup/shipping-rates - Shopify ヘルプセンター「配送エリアと配送料の設定」2026年10月17日時点
https://help.shopify.com/ja/manual/fulfillment/setup/shipping-rates/setting-up-shipping-rates - Shopify ヘルプセンター「配送戦略の作成」2026年10月17日時点
https://help.shopify.com/ja/manual/fulfillment/setup/shipping-rates/shipping-strategy
上の公式ヘルプを一次情報にしています。
決める順番は、キクシル編集部の整理です。
今日やることの3つも同じで、公式の記載ではありません。

