佐川急便が、米国宛ての飛脚グローバルポスト便の一時停止を知らせました
佐川急便が、2026年10月16日にお知らせを出しました。
題名は「米国宛て『飛脚グローバルポスト便』一時停止について」です。
お知らせの要点は、あいさつの次の1文にまとめられています。
「米国税関・国境警備局(CBP)による事前申告登録対象の郵便物の範囲の拡大に伴い2026年10月15日(木)以降に郵便局へ差出される米国宛て飛脚グローバルポスト便の引き受けを一時停止いたします。」
出典: 佐川急便「米国宛て『飛脚グローバルポスト便』一時停止について」2026年10月16日
https://www2.sagawa-exp.co.jp/whatsnew/detail/2678/
飛脚グローバルポスト便で米国や米国海外領土へ商品を送っている店に関わるお知らせです。
お知らせは、停止の対象の荷物、対象のサービス、代わりのサービス、問い合わせ先の順に並んでいます。
停止は、2026年10月15日の差し出し分からです
停止がいつからかは、お知らせの2か所に書かれています。
1か所目は、上に引いた1文です。
対象は「2026年10月15日(木)以降に郵便局へ差出される」荷物とされています。
2か所目は、「対象サービス」の欄の下の1文です。
「該当するお荷物につきましては、2026年10月15日(木)差出し分より当面の間、当サービスでの発送を承ることができません。」
書かれていることと、まだ書かれていないことを分けると、こうなります。
- 書かれていること: 停止は、2026年10月15日に差し出す分からです
- 書かれていること: 停止の期間は「当面の間」とされています
- まだ書かれていないこと: いつ再開するかは、お知らせには書かれていません
- まだ書かれていないこと: 10月14日までに差し出した荷物の扱いも、お知らせには書かれていません
1か所目は『郵便局へ差出される』日で書かれていて、店が佐川急便に渡す日との関係には触れていません。
対象は、米国向けと米国海外領土向けの荷物です
お知らせには、停止の対象が2つの欄に分けて書かれています。
1つ目の欄は「引受け停止対象となる荷物」で、中身は次の1行です。
「米国向け、米国海外領土向け」
2つ目の「対象サービス」の欄に挙がっているのは、飛脚グローバルポスト便の1つです。
「米国海外領土」にどの地域が入るかは、お知らせには書かれていません。
理由は、CBP の事前申告登録の対象が広がったことと書かれています
お知らせが挙げる理由は、あいさつの次の1文の前半です。
理由に当たる部分を、そのまま引きます。
「米国税関・国境警備局(CBP)による事前申告登録対象の郵便物の範囲の拡大に伴い」
理由として書かれているのは、この部分です。
対象がどう広がったかの中身は、佐川急便のお知らせには出てきません。
日本郵便は、2026年10月14日の発表で、同じ文言を、米国宛て郵便物の引き受けを、原則として全ての郵便局に広げる理由として挙げています。
キクシルでは、その発表を次の記事で紹介しました。
日本郵便の発表では、書状と郵便葉書を除き、2,500USドル以下の物品を含む郵便物が事前申告登録の対象とされています。
登録は、日本郵便が推奨する認定事業者のアプリなどで行うとされています。
佐川急便のお知らせには、日本郵便の名前は出てきません。
2つの発表の関係は、佐川急便のお知らせには書かれていません。
代わりのサービスとして、飛脚国際宅配便が案内されています
お知らせには、代わりのサービスの欄があります。
欄の名前は「代替サービスのご案内」で、次の1文で始まります。
「米国向けの発送をご希望のお客様には、以下のサービスにて米国税関の新たな規制に対応した発送が可能です。」
その下に、飛脚国際宅配便のページへのリンクが1つ置かれています。
リンクの文字は、次のとおりです。
「【佐川急便】飛脚国際宅配便(荷物・宅配便の海外宅配・配送サービス)|宅配・配送サービス」
飛脚国際宅配便は、米国向けの発送の代わりとして案内されています。
米国海外領土向けの代わりは、お知らせには書かれていません。
飛脚国際宅配便の料金や、飛脚グローバルポスト便との違いは、お知らせには出てきません。
リンク先のページの中身は、ここでは確かめていません。
問い合わせ先は、グローバルコールセンターと書かれています
お知らせの最後は、問い合わせ先の案内です。
窓口の名前、電話番号、営業時間を、お知らせのとおりに写します。
「詳細につきましては、下記までお問い合わせください。」
「グローバルコールセンター」
「電話番号 : 0120-18-9595」
「営業時間 : 平日 9:00~18:00(土曜・日曜・祝日・長期休暇を除く)」
店がやること(編集部の整理)
🔵 この節は、キクシル編集部の整理です。公式の記載ではありません。
- 米国向け・米国海外領土向けの出荷に、飛脚グローバルポスト便を使っているかを確かめる
- 使っていれば、2026年10月15日以降の差し出し分は、このサービスで送れない前提で出荷を組み直す
- 米国向けなら、代わりに案内されている飛脚国際宅配便の条件を、リンク先のページかグローバルコールセンターで確かめる
- 再開の時期はお知らせに無いので、佐川急便のお知らせの一覧をときどき見直す
- 日本郵便の郵便物に切り替える場合は、上の日本郵便の記事で事前申告登録の条件を確かめる
Shopify などのカートの配送設定で何を変えればよいかも、お知らせには書かれていません。
🔴 公式に書かれていないこと
ここでは、佐川急便のこのお知らせのページに無い点をまとめます。
次の点は、お知らせのページには書かれていません。
- 引き受けをいつ再開するかは書かれていません。書かれているのは「当面の間」まで
- 2026年10月14日までに差し出した荷物の扱いは書かれていません
- 「米国海外領土」にどの地域が入るかは書かれていません
- 飛脚国際宅配便の料金と、飛脚グローバルポスト便との違いは書かれていません
- 米国海外領土向けの代わりのサービスは書かれていません
- 事前申告登録の対象がどう広がったかの中身は書かれていません
- 日本郵便の発表との関係は書かれていません
- Shopify などのカートや配送アプリへの反映の仕方は書かれていません
出典
一次情報として使ったのは、佐川急便の次のお知らせです。
お知らせに PDF の添付はありません。
- 佐川急便「米国宛て『飛脚グローバルポスト便』一時停止について」2026年10月16日
https://www2.sagawa-exp.co.jp/whatsnew/detail/2678/
日本郵便の発表の中身は、キクシルの上の記事に書いた範囲で触れています。
次の2点は、この記事の材料に入れていません。
- 飛脚国際宅配便のページの中身
- 佐川急便のほかのお知らせに、再開の案内が出ているかどうか
2026年10月19日の13時に見たお知らせの一覧では、2678 がいちばん新しいお知らせでした。

