開発者向けの変更です。
Shopify の管理画面に埋め込むアプリの画面を作る部品、Polaris Web Components。
その 2.0 が、正式版の配信に載りました。
掲載は2026年10月22日、Shopify の開発者向けの Changelog。
出典: Shopify Developer Changelog「Polaris 2.0 is now stable」2026年10月22日
https://shopify.dev/changelog/polaris-cdn-2-0-is-now-stable
- フラグ: New
- 面: Polaris
- 配信: Polaris CDN の stable の配信
- 自動で移るか: 移らない
Polaris 2.0 は、新しくなった管理画面に合わせた版です
10月4日にキクシルが伝えたのは release candidate=リリース候補。
それが今回、stable=正式版になりました。
原文は、CDN の semantic versioning の方式のもとで初めてのメジャー版だと書いています。
メジャー版は、版の番号の先頭が上がる版です。
Polaris Web Components 2.0 is now available on the stable Polaris CDN channels. It’s the first major release under the CDN’s semantic versioning model. Polaris 2.0 matches the redesigned Shopify admin, which has a new frame, new navigation, and a new visual appearance.
(Polaris Web Components 2.0 が、Polaris CDN の stable の配信で使えるようになりました。CDN の semantic versioning の方式のもとで、初めてのメジャー版です。Polaris 2.0 は、新しい枠・新しいナビゲーション・新しい見た目になった Shopify 管理画面に合わせています)
- 合わせる先: 新しくなった Shopify 管理画面
- 管理画面で変わったもの: 枠、ナビゲーション、見た目
2.0 を配る URL は2つあります
原文は、Polaris 2.0 を配る URL として2つを挙げています。
cdn.shopify.com/shopifycloud/polaris-2.jscdn.shopify.com/shopifycloud/polaris-2.0.js
使い分けは、後の節で原文の書き方と一緒に説明します。
polaris.js と polaris-1.js は 1.1 のままです
自動では移らないことは、10月4日の RC の記事でも伝えました。
今回新しく書かれたのは、次の2点です。
polaris.js と polaris-1.js は、Polaris 1.1 を配り続けます。
polaris.js は、今後も 2.x に移りません。
Polaris 2.0 doesn’t reach your app automatically. polaris.js and polaris-1.js keep serving Polaris 1.1, and polaris.js never moves to 2.x. To update, change your script tag to polaris-2.js.
(Polaris 2.0 は、アプリに自動では届きません。polaris.js と polaris-1.js は Polaris 1.1 を配り続け、polaris.js が 2.x に移ることはありません。更新するには、script タグを polaris-2.js に変えます)
- polaris.js: Polaris 1.1 のまま。2.x には移らない
- polaris-1.js: Polaris 1.1 のまま
- 2.0 に移る方法: script タグを polaris-2.js に変える
polaris.js を読んでいるアプリは、待っていても 2.0 にはなりません。
React Router のひな形で作ったアプリは、2か所に同じ値を設定します
React Router のひな形で作ったアプリには、追加の手順が書かれています。
Apps built from the React Router template: Set polarisUrl in both AppProvider and your shopifyApp server configuration, and keep the two values the same. This needs @shopify/shopify-app-react-router 2.1.0 or later.
(React Router のひな形で作ったアプリ: AppProvider と shopifyApp のサーバー設定の両方に polarisUrl を設定し、2つの値を同じにします。@shopify/shopify-app-react-router の 2.1.0 以降が必要です)
- 設定する場所: AppProvider と、shopifyApp のサーバー設定の2か所
- 2か所の値: 同じにする
- 必要な版:
@shopify/shopify-app-react-router2.1.0 以降
TypeScript を使うときは型の版も上げます
TypeScript: Install @shopify/polaris-types@^2.0.0.
(TypeScript: @shopify/polaris-types@^2.0.0 を入れます)
- TypeScript を使うとき:
@shopify/polaris-types@^2.0.0を入れる
2.0 にとどめたいときは polaris-2.0.js に固定します
polaris-2.js は、この先 2.x の新しい版が出るとそちらへ進む、とキクシル編集部は読んでいます。
原文が書いているのは、「後の 2.x の版が出ても 2.0 にとどめたいなら固定する」ということです。
2.0 のままにしておきたいなら、polaris-2.0.js を指定します。
If you want your app to stay on Polaris 2.0 when later 2.x releases ship, then pin it to polaris-2.0.js:
(後の 2.x の版が出ても Polaris 2.0 にとどめたいなら、polaris-2.0.js に固定します)
- 2.x の新しい版に合わせて進む(編集部の読み): polaris-2.js
- 2.0 にとどめる: polaris-2.0.js
あなたがアプリの開発者なら、まず確かめてください。
今のアプリが読んでいるのは polaris.js か、polaris-1.js か。
それとも、RC の polaris-2.0-rc.js か。
アプリを使う店主なら、開発元の対応予定を聞く材料になります。
この2つの進め方は、キクシル編集部の整理で、公式の記載ではありません。
🔴 公式に書かれていないこと
以下は、この Changelog に書かれていません。
- 移る期限は、この Changelog には書かれていません。Built for Shopify のアプリの2027年5月1日の期限は、9月24日の RC の Changelog に書かれていたもので、今回は出てきません
- Polaris 1.1 の配信がいつまで続くかは書かれていません
- 2.x の次の版が出る時期は書かれていません
- アプリが 1.1 のままのとき、新しい管理画面でどう見えるかは書かれていません
- 店主の側でできることは書かれていません
- RC の polaris-2.0-rc.js がこの先どうなるかは書かれていません
- 旧デザインの管理画面の店で、正式版の 2.0 がどう見えるかは書かれていません(RC の記事では、店のデザインに合わせると書かれていました)
- Related docs の中身は、本記事では読んでいません
- 🔴 記載が無いことをもって「アプリの見た目が崩れる」とも「崩れない」とも書きません
出典
- Shopify Developer Changelog「Polaris 2.0 is now stable」2026年10月22日
https://shopify.dev/changelog/polaris-cdn-2-0-is-now-stable
上記の Shopify 公式の情報だけを一次情報として使っています。
次の事項は「未確認」として扱い、推測で補っていません。
- 移る期限と、Polaris 1.1 の配信の終わり
- 2.x の次の版の時期
- 1.1 のままのアプリの見え方
- RC の polaris-2.0-rc.js がこの先どうなるか
- Related docs の中身

