ネットショップを運営していると、「将来的な拡張性」や「海外販売」「デザインの自由度」などを理由に、BASEからShopifyへの移行を検討する方が増えています。
しかし、実際に移行を進めようとすると、
– 商品や顧客などのデータはどうやって移せばよいか
– どのタイミングで作業を行うべきか
– 移行中に売上への影響を最小限に抑えるにはどうすればよいか
といった具体的な疑問や不安が出てきます。
本記事では、専門的な知識がないショップ担当者の方でも進めやすいように、BASEからShopifyへ移行するための手順を、できるだけ平易な言葉で整理して解説します。
あわせて、移行時に起こりやすいトラブルや見落としがちなポイント、事前にチェックしておきたい設定項目など、「注意しておきたい点」も具体的にまとめました。
この記事を読みながら進めていただくことで、
– どのデータを、どの順番で移行すべきか
- 実店舗運営や他の業務と並行しながら、負担を抑えて移行する方法
– 移行後にスムーズに運営をスタートするためのチェックリスト
が把握できるよう構成しています。
BASEからShopifyへの移行を検討・準備されている方は、ひと通り目を通し、自社の状況に合わせて計画づくりの参考にしてください。
目次
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BASEからShopifyへ移行する前に確認すべきポイントと準備事項
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BASEからShopifyへのデータ移行に必要な情報の洗い出しと整理方法
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商品データの移行手順とSKU整理の実務的な進め方
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顧客情報と注文履歴の移行で押さえるべき注意点とプライバシー対?
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デザインと機能の違いを踏まえたテーマ設定とアプリ選定のポイント
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決済方法と送料設定をShopifyで再構築する際のチェックリスト
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テスト公開と本番切り替えスケジュールの立て方とトラブル防止策
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移行後に行うべき運用チェックと改善サイクルの回し方
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To Wrap It Up

BASEからShopifyへ移行する前に確認すべきポイントと準備事項
まず、移行の前に自社の現状を整理しておくことが重要です。とくに「どのデータをShopifyに持っていくのか」「どの機能をShopifyで代替・強化したいのか」を明確にしておくと、移行後のギャップを減らせます。たとえば、BASEで使っている機能やアプリ、デザイン要素を洗い出し、Shopifyで同等以上のことができるかを事前に確認しておきます。また、アクセスが多いページ(商品ページ、特集ページ、ブログ記事など)を把握しておくと、URL構造の変更やリダイレクト設定を計画的に行えます。
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商品・顧客データの棚卸し:
販売中・販売終了商品の整理、重複データや古い顧客情報の削除
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デザイン・コンテンツの確認:
ロゴ、バナー、商品画像、説明文、ブログ記事などの一元管理
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運用ルールの見直し:
送料ルール、クーポン運用、在庫管理フロー、受注〜出荷までの手順
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権限と体制:
ショップ運営メンバーの役割分担、shopifyログイン権限の事前設計
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確認項目 |
BASEでの状態 |
Shopify側の準備 |
|---|---|---|
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商品データ |
オプション・バリエーションは整理済みか |
CSVフォーマットとフィールド仕様を確認 |
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顧客・会員 |
退会済み・重複顧客を除外できているか |
インポート時の招待メール方針を決定 |
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決済・配送 |
利用している決済手段と送料ルールを把握 |
対応する決済・配送設定を事前にテスト |
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デザイン |
必須ページと画像素材が揃っているか |
テーマ選定と必須ページの構成案を作成 |
さらに、移行期間中の運営リスクも考慮しておきます。移行作業中に「注文を止めるのか」「並行運用するのか」といった判断は、売上や在庫ズレに直結します。基本的には、売上が比較的落ち着いている時期を選び、テスト用のShopifyストアで一度データ移行のリハーサルを行うと安心です。そのうえで、以下のような点を事前に整理しておくと、運営チーム全体で同じ絵を描きながら移行を進められます。
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スケジュール設計:
デザイン調整・データ移行・テスト・切り替え日の大まかなカレンダー化
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ダウンタイム方針:
注文一時停止の有無、周知方法(告知バナー、メールマガジンなど)
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テスト内容:
テスト注文、送料計算、クーポン適用、メール通知の一連動作の確認
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サポート体制:
切り替え直後に問い合わせが増えた場合の対応窓口・手順
BASEからShopifyへのデータ移行に必要な情報の洗い出しと整理方法
まず最初に行うべきことは、「どのデータをshopifyに移したいのか」を具体的にリストアップすることです。BASEでは、商品情報・顧客情報・注文データ・クーポンや送料設定などが混在しているため、Shopify移行の対象とするものと、移行後に新規で作り直すものを切り分けます。Excelやスプレッドシートを使い、次のような観点でシートを分けておくと、後の作業がスムーズになります。
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商品関連:
商品名、説明文、価格、在庫数、SKU、画像、バリエーション情報など
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顧客関連:
氏名、メールアドレス、住所、電話番号、会員区分など
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注文関連:
注文番号、注文日時、購入商品、金額、支払い方法、配送状況など
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設定関連:
送料ルール、支払い方法、クーポン・割引ルール、税率設定など
次に、それぞれのデータについて「現在BASEでどう管理されているか」と「Shopifyではどこに入るのか」を対応付けて整理します。下記のような表を作成しておくと、あとからCSVを整形したり、アプリを選ぶ際の判断材料になります。
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項目 |
BASEでの名称・管理場所 |
Shopifyでの対応フィールド |
移行方法のメモ |
|---|---|---|---|
|
商品タイトル |
商品管理 > 商品名 |
Title(商品タイトル) |
CSVでそのまま移行 |
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商品説明 |
商品詳細説明 |
Body HTML(商品説明) |
HTMLタグの有無を確認 |
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オプション・サイズ |
商品オプション |
Variants(バリエーション) |
選択肢名・値の分解が必要 |
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会員情報 |
顧客管理 |
Customers(顧客) |
パスワードは移行できない |
最後に、移行対象データの「優先度」と「更新頻度」を決めておきます。すべてを一度に完璧に移そうとすると作業が止まりやすいため、まずは売上に直結するものから順に進めるのがおすすめです。
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必須(最優先):
公開中の商品データ、顧客データ、最近の注文データ
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できれば移行:
過去の注文履歴、旧商品、過去のクーポン情報
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再設定した方が早い:
送料ルール、支払い方法、デザイン関連の設定など
このように、あらかじめ情報を洗い出して整理しておくことで、「何を・どの形式で・いつ移すか」が明確になり、実際の移行作業中に迷う場面を大幅に減らすことができます。

商品データの移行手順とSKU整理の実務的な進め方
まずは、BASEから出力した商品データを「そのまま入れない」ことを前提に、Excelやスプレッドシート上で棚卸しするイメージで整理します。特にSKUは、一度決めたルールを途中で変えると後から在庫管理やレポートに影響が出るため、移行前に方針を固めておきます。たとえば、
「ブランド‐商品コード‐カラー‐サイズ」
といった一定のパターンを決め、既存の商品に当てはめながらIDの重複やバラつきをなくしていきます。このタイミングで販売終了商品や重複登録商品を洗い出し、Shopifyには必要な商品だけを移行するほうが管理がシンプルになります。
実務では、整理の指針をざっくりとでも文書化しておくと、チームで運用する際に判断がぶれません。たとえば、以下のような項目について「ルール表」を作成し、誰が見ても同じ基準でSKUを作れる状態にします。
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SKUの構成ルール
(桁数、使用する記号、カラー/サイズの略号など)
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バリエーションの扱い方
(色違い・サイズ違いを別商品にするか、1商品内のバリエーションにまとめるか)
-
在庫連携の前提
(実店舗や他モールと在庫を共有するかどうか)
-
今後の追加商品への適用方法
(新商品登録時にどのようにSKUを採番するか)
これらを踏まえたうえで、Shopifyに取り込むCSVの雛形を作り、テスト商品で一度インポートして挙動を確認します。下記のような簡単なSKU設計例をチーム内で共有しておくと、後のメンテナンスがスムーズになります。
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項目 |
例 |
ポイント |
|---|---|---|
|
基本形式 |
BR01-TS001-BLK-M |
ブランド・カテゴリ・品番・カラー・サイズを一目で判別 |
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カラーコード |
BLK / WHT / BEG |
3文字に統一して略称ルールを事前に決めておく |
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サイズコード |
XS / S / M / L |
アルファベット表記で他チャネルとの整合をとる |
顧客情報と注文履歴の移行で押さえるべき注意点とプライバシー対?
顧客情報と注文履歴を移行する際にまず意識したいのは、どの範囲までデータを持っていくかを明確にすることです。すべてを完璧に移そうとすると工数が膨らみ、運用開始が遅れることもあります。そこであらかじめ、
「必ず残したいデータ」
と
「割り切って残さないデータ」
を整理しておきます。例えば、過去数年分の注文履歴はCSVとして保管しつつ、Shopify側には直近1〜2年分だけを登録するなど、運用とコストのバランスを取る方法が現実的です。また、会員情報については「メールアドレスが重複していないか」「退会済み顧客を含めるか」など、BASE側の状態を一度棚卸ししてから移行設計を行うと、トラブルを減らせます。
移行時のプライバシー対応では、
Shopifyのプライバシーポリシーと自社の利用規約との整合性
を確認することが重要です。特に要注意なのは、
顧客の同意を得ていない用途でデータを再利用しないこと
と、
第三者提供・国外移転の扱い
です。必要に応じて、ポリシーページの文面を更新したうえで、移行完了後に顧客へ「システム変更のお知らせ」として周知する流れを組んでおくと安心です。あわせて、パスワード情報はセキュリティ上そのまま移行できないため、Shopify上での
パスワード再設定フロー
を事前に準備し、「初回ログイン方法」の案内メールテンプレートを用意しておくとスムーズです。
実務面では、以下のようなポイントをチェックリスト化して進めると管理しやすくなります。
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顧客データ:
メールアドレスの重複・無効アドレスの整理、ステータス(有効/退会)を分けて管理
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注文履歴:
金額・送料・ポイント利用などの整合性確認、税率変更前後の扱いをメモとして残す
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同意情報:
メルマガ配信許可、クーポン配信許可などのフラグを明示し、Shopifyのカスタムフィールドで管理
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社内アクセス権:
顧客情報にアクセスできるスタッフアカウントを最小限にし、権限ロールを整理
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項目 |
BASE |
Shopifyでの扱い例 |
|---|---|---|
|
顧客メモ |
自由記入欄 |
顧客ノートに移行し、閲覧権限を限定 |
|
メルマガ可否 |
チェックボックス |
マーケティングメール許可フラグにマッピング |
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過去注文詳細 |
注文一覧画面 |
一部のみインポートし、全体はCSV保管 |

デザインと機能の違いを踏まえたテーマ設定とアプリ選定のポイント
まず押さえたいのは、Shopifyのテーマは「デザインテンプレート」というより、
機能を含んだ土台
だという点です。BASEで使っていたデザインをそのまま完全再現することにこだわるより、Shopifyならではの構造を理解して、目的に合うテーマを選ぶことが重要です。たとえば、商品数が多いショップではコレクションページのフィルター機能が充実したテーマを、ブランドストーリーを重視するショップではビジュアルセクションが豊富なテーマを優先します。テーマ選定時には、
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商品数・カテゴリー構成
:将来的な商品追加を含め、見せ方を整理しやすいか
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必要なページ構成
:特集ページ、ブログ、FAQ、ブランドページなどの有無
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多言語・越境対応の必要性
:現時点、もしくは今後必要になりそうか
-
カスタマイズのしやすさ
:コード編集なしで変更できる項目の多さ
といった観点で、「見た目」と「運用のしやすさ」をバランスよく比較しておくと、移行後の微調整が大幅に楽になります。
次に、BASEで利用していた機能をShopifyでどう再現するかを整理します。Shopifyでは、テーマに標準搭載されている機能と、
アプリで追加する機能
が明確に分かれています。移行前に、現状の機能を洗い出し、以下のように分類しておくと、余計なアプリ導入を避けられます。
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現状の機能 |
Shopifyでの対応 |
備考 |
|---|---|---|
|
クーポン発行 |
標準機能 で対応 |
テーマ・アプリ不要 |
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会員ランク別割引 |
アプリで拡張 |
要要件整理 |
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レビュー表示 |
テーマ+アプリ |
デザインも確認 |
この一覧を作っておくことで、「テーマ変更だけで解決できること」と「アプリが必要なこと」が明確になり、移行後の不具合や想定外のコスト増を抑えやすくなります。
最後に、アプリを選定する際は「なんとなく便利そうだから」ではなく、
運用フローとデータ連携のしやすさ
を軸に検討します。特に注意したいポイントは次の通りです。
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日本語サポートとドキュメント
:非エンジニアでも設定が追えるか
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テーマとの相性
:既に決めたテーマでレイアウト崩れが出ないか
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請求体系
:売上連動型か固定費か、長期的なコストを試算できるか
-
データのエクスポート可否
:万一アプリを変更する際にデータを取り出せるか
特にレビュー、定期購入、予約販売など、データが蓄積されるアプリは、
将来的な乗り換えリスク
も含めて選ぶことが重要です。テーマとアプリの役割分担を最初に整理しておけば、BASEからの移行後も、無理なく運用を継続できるストア構成を組み立てやすくなります。

決済方法と送料設定をshopifyで再構築する際のチェックリスト
決済と配送は、Shopify移行後の売上に直結する領域です。まずは現状のBASE設定を棚卸しし、Shopify側で同等以上の体験が再現できるかを確認します。とくに、
対応している決済手段・送料ルール・無料配送条件
は、移行前に必ず一覧化しておきましょう。以下のような観点で「何をそのまま移せて、何を見直す必要があるのか」を洗い出すと、Shopifyでの再設定がスムーズになります。
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利用中の決済方法
(クレジットカード、コンビニ払い、後払い、キャリア決済 など)をすべて書き出す
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送料の計算ルール
(一律送料、エリア別、購入金額別、商品ごと など)を明文化する
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送料無料ライン(例:〇〇円以上で送料無料)やクーポンと送料の関係を整理する
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現在の
代引き・後払いの利用率や未回収リスク
を確認し、Shopify移行後も継続するかを判断する
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法人向け・卸売向けなど、
特別な送料・支払い条件
を適用している取引先がないかをチェックする
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チェック項目 |
Shopify側での確認ポイント |
|---|---|
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クレジットカード決済 |
Shopify ペイメント の対応ブランドと手数料を確認 |
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コンビニ・銀行振込 |
日本向けの
オフライン決済 や決済アプリの導入可否を確認 |
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後払い・BNPL |
利用中の後払いサービスに近いアプリがあるか、審査条件を確認 |
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エリア別送料 |
配送プロファイル と配送地域の設定で再現可能か検証 |
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クール便など特殊配送 |
温度帯ごとの送料を
発送元・発送方法 で分けられるか確認 |
実際にShopifyで設定を行う際は、公開前にテスト注文を行い、表示金額や送料の条件分岐が意図通りになっているかを細かく確認します。また、
決済方法の追加・削除を行う場合は、必ず事前に告知
し、FAQやヘルプページも同時に更新します。最後に、移行直後はカート離脱率や決済エラー率を短いサイクルでモニタリングし、必要に応じて「決済手段の追加」「送料無料条件の見直し」「エリア別送料の細分化」などを検討すると、Shopify移行後のトラブルを最小限に抑えられます。

テスト公開と本番切り替えスケジュールの立て方とトラブル防止策
まずは、Shopify側での設定が一通り終わったら、一般公開の前に「テスト公開期間」を設けます。この段階では、パスワード保護を有効にしておき、スタッフや一部の関係者だけがアクセスできるようにします。テストでは、デザインだけでなく、実際の購入フローやメール通知、送料・税率などのビジネスルールが正しく動くかを重点的に確認します。特に、BASEとShopifyで挙動が変わりやすいポイントにチェックリストを用意しておくと抜け漏れを防ぎやすくなります。
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テスト注文
:テスト決済(Shopifyのテストモード)で複数パターンの注文を通す
-
在庫と価格
:代表的な商品だけでなく、バリエーション商品も確認
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送料・クーポン
:条件付き送料無料やクーポンの割引条件が想定通りかをチェック
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メール通知
:注文確認メール・発送通知メールの文面と送信タイミングを確認
-
スマホ表示
:特にスマホでの表示崩れや決済ボタンの押しづらさを重点確認
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タイミング |
BASE側の対応 |
Shopify側の対応 |
トラブル防止のポイント |
|---|---|---|---|
|
前日〜数時間前 |
新規注文受付は継続 |
最終データ(商品・顧客・在庫)の再インポート |
直近注文分の在庫とステータスを手動で再確認 |
|
切り替え直前 |
一時的にメンテナンス告知を表示 |
パスワード保護を解除し本番公開 |
アクセス集中を避けるため切り替え時刻を事前告知 |
|
切り替え後〜24時間 |
BASEの新規注文は停止または明確に誘導 |
全注文をモニタリングし異常がないか確認 |
問い合わせフォーム・チャットの動作も必ずテスト |

移行後に行うべき運用チェックと改善サイクルの回し方
移行直後の数週間は、日々の売上よりも「正しく動いているか」の確認を優先します。まずは管理画面の
注文・在庫・支払い・配送
が想定通りに連動しているかを、テスト注文も交えながら確認しましょう。また、BASE時代のデータと比較し、以下のようなポイントを短いサイクルでチェックします。
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前月同週・同曜日と比べたアクセス数と売上の差異
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主要商品の在庫数・入金状況・発送ステータスの整合性
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スマホ表示でのカート操作や決済フローのつまずき箇所
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クーポンやポイントなど販促機能の適用漏れや誤適用
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確認項目 |
頻度 |
担当 |
|---|---|---|
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新規注文〜発送までのフロー |
毎日 |
受注担当 |
|
在庫数と実在庫の差分 |
週1回 |
倉庫・店舗 |
|
アクセス数・離脱率の変化 |
週1回 |
運営責任者 |
運用が安定してきたら、
「計測 → 振り返り → 改善 → 再計測」
のサイクルを組み込んでいきます。具体的には、毎週または隔週で30分程度のミーティングを設定し、以下のような観点で数値と現場の声を整理します。
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よく売れている商品・売れなくなった商品の傾向
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カゴ落ち率や決済完了率の推移と、お客様からの問い合わせ内容
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メルマガ・LINE・SNSからの流入数と売上へのつながり方
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テーマの表示速度やアプリ追加による動作の重さ・不具合
改善サイクルを回す際は、一度に多くを変えすぎず、
1〜2点の小さな改善を決めて実施
するのがポイントです。たとえば「トップページのおすすめ商品を差し替える」「カートボタンの文言を変更する」「送料の表示位置を調整する」など、変更内容を明確にし、実施日と結果を簡単にメモに残しておくことで、何が効果的だったのかを後から振り返りやすくなります。この記録が蓄積されると、担当者が変わっても同じ品質で運用しやすくなり、shopifyへの移行効果を中長期的に最大化できます。
To Wrap It Up
本記事では、BASEからShopifyへ移行する際の全体の流れと、データ移行時に押さえておきたい注意点について整理しました。
手順自体は多くの店舗で共通していますが、実際の作業内容やかかる時間は、ショップの規模や運用体制によって大きく変わります。
移行を進めるうえで重要なのは、
- どのデータを、どの方法で移行するかを事前に整理すること
– テスト環境やパスワード保護機能などを活用し、公開前に必ず動作確認を行うこと
– 公開後も一定期間は受注や問い合わせを細かくチェックし、不具合があればすぐに修正できる体制を整えること
の3点です。
すべてを一度に完璧に移行しようとすると負担が大きくなりがちです。
まずは「必須の機能とデータ」を優先して移行し、その後にデザインや追加機能の調整を進める方法も有効です。
この記事の内容を参考に、自社の運用方法やリソースに合わせて移行計画を具体化し、スムーズなShopify運用につなげていただければ幸いです。
